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今までの「TOPICS」

 2003年11月の総選挙で作成した「TOPICS」をこのページにまとめました。

●無理やり2つに1つ迫られる●

・日時:2003年10月12日付「しんぶん赤旗」2面より
・ニュースタイトル:「無理やり2つに1つ迫られる」―日本テレビ系番組で「自民対民主」報道を批判
・ニュース内容:
 日本テレビ系の番組「ウェークアップ!」は11日、総選挙特集を組み、各党のマニフェストや重点政策の内容を検証しました。そのなかで、コメンテーターから、「無理やり有権者は2つに1つの決断を迫られている」などの発言があり、今回の選挙を自民対民主の「政権選択選挙」に仕立て上げるマスコミ報道に一石を投じました。
 立教大学の斎藤清一郎氏は「ジャーナリズムはもっと厳しく(マニフェスト)のあいまいさをつかないとダメだ」「管と安倍とどっちがいいかというイメージ選挙になってしまう」とのべました。
 これに対して慶応大学の小林良彰氏は「国民から見てわからない問題がある。一つは憲法改正問題。自民党は踏み込んでいるが、民主党は集団的自衛権をどうするのか『慎重に協議する』というのでは困る。(有権者は)選びようがない」「高速道路の無料化とか結局、細かいことばかりなんですよ。グランド・デザイン(国家規模)の計画がない」と指摘。
 続いて斎藤氏が、自民対民主の対決をあおる新聞を見せながら、「たとえば共産党とか社民党は、憲法改正に反対していますよね。(他の政党が)目立たなくなるのはどうなんですか」と質問。小林氏は「だから私はこの選挙制度に反対なんです。無理やり有権者が2つに(1つの)決断を迫られる。憲法を変えないほうがいいという人だっている」と述べ、司会の桂文珍氏が「2大政党が是か非かという話になりますね」と結びました。

●自民参院青木幹事長の発言●
・日時:2003年10月12日「しんぶん赤旗」2面より
・ニュースタイトル:「消費税はあげる結論出している」―参院・自民党 青木幹事長が経済誌で発言
・ニュース内容:
 自民党の青木幹雄参院幹事長は、『日経ビジネス』十三日号のインタビューで、消費税率の引き上げについて「参院(自民党)の中では議論は終わって、消費税は上げるべきだという結論を出しています」とのべました。そのうえで、「具体的に何年計画でいくら上げるかという議論が必要」だとのべました。

 青木氏は、第二次小泉内閣で大きな位置を占める政策は何かと問われ、「消費税ですね」と回答。「小泉さんは『自分の時代には税率を上げないけど、議論は十分してください』と言っています。場合によっては、後任に『これだけは実現してください』という結論を出してもおかしくない」と指摘。「もう常識的に消費税を絡めて議論する時期に来ている」とのべています。

 すでに参院自民党は、〇二年六月十一日にまとめた「税制改革に関する提言」のなかで、基礎年金の国庫負担を二分の一へ引き上げるための財源確保策として、「消費税収の増額を検討する必要がある」と明記しています。


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